愛媛労災病院
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不妊治療

なかなか子供が出来ないで、不妊治療を受けようか迷っていらっしゃる方は多いと思います。当科は不妊治療に力を入れております、一人で悩まないで、まずご相談にいらして下さい。

診療科目

◎ 一般不妊治療
   検査、タイミング法、排卵誘発法、人工授精
◎ 高度生殖医療
   体外受精、顕微授精、精子・胚凍結
◎ 不育症


受付時間

 
午前
午後 × ×
受付時間: 午前 8:15〜11:30  午後 12:30〜16:00
△ 土曜、日曜、祝日(再来のみ予約診療)

不妊症について
(第5回)

一般不妊治療の説明をします。

 
まず、一般不妊治療の目的と方法です。

1)良好な卵胞を育てる→クロミフェン、HMG‐HCG、ドパミンアンタゴニスト
2)排卵と性交のタイミングの指導→超音波卵胞計測、LHチェック
3)精子と卵子の出会いの確率を上げる→過排卵、人工授精
4)良好な黄体機能を維持する→HCG、黄体ホルモン補充
5)着床の障害となることを取り除く→子宮内ポリープや子宮筋腫の手術
6)卵管の障害を取り除く→卵管形成術
7)子宮内膜症を治療する→薬物療法、手術療法

さらにこれを詳しく説明します。
1、タイミング療法
  不妊治療の第一歩は最も妊娠の頻度が高い排卵直前に性交をすることです。
詳しくは第4回をご覧ください。
2、排卵障害の治療
  1)クロミフェン療法(内服の排卵誘発剤)
    性腺刺激ホルモンの分泌の障害が軽い方に良く効きます。
また、過排卵刺激の最初にも投与します。
後述の副作用を起こすことがほとんどありません。

  2)HMG(ヒュメゴン、フェルティノームP)‐HCG療法(注射の排卵誘発剤)
    大部分の性腺刺激ホルモンの分泌障害の方に排卵を起こすことが可能です。
毎日注射をするため、費用がかかり、煩雑で、副作用には注意が必要となります。
過排卵刺激にも使用し、妊娠する可能性はクロミフェンより高くなります。

  3)ドパミンアンタゴニスト(テルロン、カバザール)療法
    高プロラクチン血症による排卵障害にたいする治療です。

  4)排卵誘発剤の副作用
    多胎、頻度がクロミフェンでは2倍、HMGでは10倍になると言われています。

 

  卵巣過剰刺激症候群
      卵巣腫大、腹水ときに胸水を認め、重症化すると血栓症や呼吸障害を起こします
慎重に管理し合併症を起こさないようにします。
とくに妊娠した場合に重症化します。


【不妊について】の第1回からご覧になりたい方はこちらをご覧ください。≫
 
当院の治療成績
◎ 不妊外来新患者数と転帰(平成17年3月現在)
  平成12年 平成13年 平成14年 平成15年 平成16年
新患者数 170人 168人 183人 184人 164人
妊娠数 98人 90人 89人 80人 60人
妊娠率 57.6% 53.6% 48.6% 43.5% 36.6%
 
◎ 妊娠例の治療内容(重複例を含む)
  平成12年 平成13年 平成14年 平成15年 平成16年
クロミッド 26件 19件 18件 25件 12件
hMG 18件 12件 15件 9件 7件
人工授精 9件 8件 10件 5件 5件
体外受精 16件 24件 23件 15件 15件
顕微受精 6件 3件 4件 3件 2件
なし 33件 32件 30件 26件 23件
 
◎ 体外受精、顕微授精の成績
  平成12年 平成13年 平成14年 平成15年 平成16年
周期数 38件 89件 114件 123件 101件
妊娠数 14件 29件 45件 37件 36件

妊娠率
(移植あたり)

36.8% 32.6% 39.5% 30.1% 35.6%

このページの問い合わせは:南條和也産婦人科部長 knanjou@ehimerosai.jp まで


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